【第5章 助動詞】の確認テストです。⇩こちらで復習してからどうぞ。
問1
次の英文の空所に入れるのに最も適切な語句を下の①~④から一つずつ選びなさい。
1.Ruth looks so young. She ( ) be over seventy.
①may ②will ③must ④cannot
2. My grandfather ( ) baseball when he was young.
①used to play ②used to playing
③was used to playing ④was used to play
3. It ( ) have been raining. The ground is muddy.
①must ②can ③will ④cannot
4. Drinking too much alcohol ( ) cause health problems.
①becomes to ②can
③will be ④is a
5. You are too kind! You ( ) me a gift.
①mustn't have bought ②did
③might have bought ④hadn't to buy
6. You had better ( ) this late.
①no to go out ②not go out
③no going out ④not going out
7. You ( ) be too careful when choosing a friend.
①should not ②cannot
③need not ④must not
8. He asked her many questions but she ( ) not answer any of them.
①would ②should ③might ④must
9. I was late for school this morning. I ( ) to bed earlier last night.
①ought to go ②should have gone
③might have gone ④must go
10. He recommended that I ( ) see a doctor.
①have ②may ③should ④can
11. You ( ) walk alone at night in this neighborhood.
①had not better ②had better not
③do
12. I can't find my hat. I ( ) it at school.
①may have left ②may be lost
③may have been lost ④may lose
13. You ( ) not eat much fast food for your health.
① ought to ② should ③ would ④ shall
14. ”Must I go now?” “No, you( )”
① can’t ② mustn’t ③ won’t ④ don’t have to
15. It is essential that the money ( ) kept in the safe.
①be ②was ③is ④being
16. You ( ) throw your money away as lend it to him.
①may well ②might as well
③will do well ④will do better to
問1【解答&解説】
1.Ruth looks so young. She ④cannot be over seventy.
訳:ルースはとても若く見える。70歳を超えているわけがない。
解説:cannot「~であるはずがない」(可能性・推量)
こちらで詳しく解説しています。
2. My grandfather ①used to play baseball when he was young.
訳:私の祖父は若い時、野球をしていた。
解説:used to「かつて~していた」(過去の習慣)
こちらで詳しく解説しています。
used toは助動詞なので、他の助動詞(例:can)と一緒で後ろに来る動詞は、必ず原形です!
He can play tennis.
原形
He used to play tennis.
原形
used toがテストで狙われる理由は、形容詞のused toとごっちゃまぜになって間違える人がいるから。詳しく見てみましょう。
助動詞used toと形容詞used to
●助動詞のused to
・意味「かつて~していた」
・助動詞なので後ろに必ず動詞の原形がくる
例:He used to take care of his niece.
「彼はかつて姪っ子のお世話をしていた」
●形容詞のused to
・意味「~に慣れている」
・後ろには名詞か動名詞がくる
・そして前にはbe動詞か、「~になる」という意味の動詞become, getなどが使われます。
例:He is used to taking care of his niece.
「彼は姪っ子の世話をするのに慣れている」
こちらで詳しく解説しています。
3. It ①must have been raining. The ground is muddy.
訳:雨が降っていたにちがいない。地面がどろどろだ。
解説:must+have+過去分詞
「~にしたちがいない」
(過去の確定的推量)
It must have been raining
現在 過去
「ちがいない」と話者が考えているのが現在。
雨が降っていたのはそれよりも前。
時制に違いがあるので、must have been raining。
must be rainingだと「現在雨が降っている」になる。
こちらで詳しく解説しています。
4. Drinking too much alcohol ②can cause health problems.
訳:アルコールを飲みすぎるのは健康問題を引き起こすかもしれない。
解説:can「ありえる」
(可能性・推量)
こちらで詳しく解説しています。
5. You are too kind! You ②didn't have to buy me a gift.
訳:ありがとう!プレゼントなんて買わなくてよかったのに。
解説:don't have to+動詞の原形
「~しなくてもよい」
≠must not
「~してはいけない」
6. You had better ②not go out this late.
訳:こんなに遅く外出してはいけない。
解説:had better not 動詞の原形
「~しないほうがいい」
(命令・提案・忠告)
※語順に注意
こちらで詳しく解説しています。
7. You ②cannot be too careful when choosing a friend.
訳:友人を選ぶときにいくら注意してもしすぎることはない。
cannot be too careful
「いくら注意してもしすぎることはない」
こちらで詳しく解説しています。
8. He asked her many questions but she ①would not answer any of them.
訳:彼は彼女にたくさん質問したが、彼女はどれにも答えようとしなかった。
解説:would not「~しようとしなかった」(過去の強い意志)
ここで詳しく解説しています。
9. I was late for school this morning. I ②should have gone to bed earlier last night.
訳:今朝学校に遅刻した。昨夜もっと早く寝るべきだった。
解説:should+have+過去分詞
過去に対する後悔「~すべきだった」
I should have gone to bed earlier
現在 過去
「もっと早く寝るべきだった」と話者が思っているが現在。
「寝るべきだった」のは過去。
時制に違いがあるので、should+have+過去分詞。
should go to bedだと「現在寝るべき」になってしまう。
こちらで詳しく解説しています。
10. He recommended that I ③should see a doctor.
訳:彼は私に医者に診てもらうようにすすめた。
解説:
S《提案・要望・命令の動詞》that S' should V'
「S'がV'するべきだとSは《~》する」
《提案・要望・命令の動詞》とは・・・require, suggest, order, recommendなど
※shouldが省略されることがあるので注意!shouldが省略されてもV'は原形。
11. You ②had better not walk alone at night in this neighborhood.
訳:この近辺は、夜に一人で歩かないようがいい。
解説:had better not 動詞の原形
「~しないほうがいい」
※語順に注意!
12. I can't find my hat. I ①may have left it at school.
訳:帽子が見つからない。学校に置き忘れたかもしれない。
解説:may/might+have+過去分詞
過去の可能性「~だったかもしれない」
I may have left it at school.
現在 過去
「置き忘れたかもしれない」と話者が思っているのが現在。
「置き忘れた」のは過去。
時制に違いあるので、may have+過去分詞。
may leaveだと「現在置き忘れるかもしれない」になってしまう。
こちらで詳しく説明しています。
13. You ② should not eat much fast food for your health.
訳:健康のためにファーストフードをたくさん食べるべきではない。
解説:should not
義務・忠告「~すべきでない」
14. ”Must I go now?” “No, you ④do
訳:もう行くべきですか?いいえ、行かなくてもいいですよ。
解説:don't have to 「~しなくてもいい」
15. It is essential that the money ①be kept in the safe.
訳:お金は金庫に保存することが必要不可欠です。
解説:It is 形容詞 that S' (should) V'
「S'がV'することが"形容詞"だ」
"形容詞"には、important「重要だ」、desirable「望ましい」、essential「必要不可欠な」など、要求や願望などの意図を示す形容詞が入ります。
この文はもともと
It is essential that the money should be kept in the safe.
でしたが、shouldが省略されています!
shouldが省略されてもV'は原形なのでbeが正解!
こちらで詳しく解説しています。
16. You ②might as well throw your money away as lend it to him.
訳:彼に貸すくらいなら、お金を捨てたほうがましだ。
解説:may(/might) as
「(・・・するくらいなら)~したほうが良いだろう」
こちらで詳しく解説しています。
問2
次の日本語にあうように、( )内に適切な語を一語ずつ入れなさい。
1.君が彼女に腹を立てるのはもっともだ。
You ( ) ( ) get angry with her.
2. 彼女は私の言うことを聞こうとしなかった。
She ( ) listen to me.
3.先生は彼に新しい辞書を使うことを提案した。
Our teacher ( ) that he ( ) a new dictionary.
4. あなたは一生懸命勉強したほうがいいですよ。
You ( ) ( ) study hard.
5. 彼女の勇気を称えざるを得ない。
We cannot ( ) admire her courage.
問2【解答&解説】
1.君が彼女に腹を立てるのはもっともだ。
You ( may ) ( well ) get angry with her.
解説:may well 動詞の原形
「~するのももっともだ」
ここで詳しく解説しています。
2. 彼女は私の言うことを聞こうとしなかった。
She ( wouldn't ) listen to me.
解説:would not「~しようとしなかった」(過去の強い意志)
ここで詳しく解説しています。
3.先生は私たちに新しい辞書を使うことを提案した。
Our teacher ( suggested ) that he (use) a new dictionary.
解説:S《提案・要望・命令の動詞》 (O) that S' should V'
「S'がV'するべきだとSは(Oに)《~》する」
《提案・要望・命令の動詞》とは・・・require, suggest, order, recommendなど
Our teacher suggested that he should use a new dictionary.でしたが、
shouldが省略されています!
shouldが省略されてもV'は原形なので、useが正解。
4. あなたは一生懸命勉強したほうがいいですよ。
You ( had ) ( better) study hard.
解説:had better 原形
「~すべき」
5. 彼女の勇気を称えざるを得ない。
We cannot ( but ) admire her courage.
解説:cannot but 原形
=cannot help but 原形
「~せざるをえない」
=We cannot help but admire her courage.
問3
次の日本語にあうように、( )内の語を並べ替えなさい。
1. 彼に何か悪いことが起こったに違いない。
( happened / him / must / bad / something / have / to).
2. この机を動かすのを手伝ってくれませんか。
( help / could / this / you / move / me / desk )?
3.私はどちらかというとあなたと直接話したい。
( in / would / I / person / speak / you / rather / with)
4. ご両親があなたを心配するのは当然だ。
( your parents / worry / is / that / natural / about / it / you / should )
問3【解答&解説】
1. 彼に何か悪いことが起こったに違いない。
Something bad must have happened to him.
解説:
・主語はsomething bad.
↑普通は"形容詞+名詞"の語順ですが、something, anything, nothing, everything, someone, anyone…などは形容詞を後ろに置く。
〇something funny
×funny something
・動詞はmush have happened
↑must+have+過去分詞
「~だったに違いない」過去の強い確信
Something bad must have happened
現在 過去
「違いない」と思っているのが現在。
「彼に何か悪いことが起こった」のは過去。
時制に違いがあるので、must have +過去分詞。
must happenだと「現在起こるに違いない」になってしまう。
こちらで詳しく説明しています。
2. この机を動かすのを手伝ってくれませんか。
Could you help me move this desk?
解説:Could you ~?
「~していただけませんか」
・help O 動詞の原形
「Oが~するのを(直接的に)助ける」
・help O to+動詞の原形
「Oが~するのを(間接的に)助ける」
3.私はどちらかというとあなたと直接話したい。
I would rather speak with you in person.
解説:would rather 動詞の原形
「どちらかというと~したい」
in person「じかに」
4. ご両親があなたを心配するのは当然だ。
It is natural that your parents should worry about you.
解説:It is 《感情を表す形容詞、名詞》 (that) S' should V'.
「S'がV'するのは《~》だ」
《感情を表す形容詞、名詞》の例
natural「当然だ」、odd「妙だ」、sad「悲しい」 strange「おかしい」、right「正しい」、surprising「驚くべき」 a good thing「良いこと」、a pity「残念なこと」
※shouldが省略されることがあるので注意!
shouldが省略されてもV'は原形。
問4
次の[ ]内の指示に従って書きなさい。
1. ここでタバコを吸ってもいいですか。
[英文に。相手に許可を求める場合]
2. あなたはここに駐車してはいけない。
[英文に。話者の主観的な意見として]
3. 私の祖父は毎日散歩をしていてものだった。
[英文に。今はもう散歩していない場合]
問4【解答&解説】
1. ここでタバコを吸ってもいいですか。
[英文に。相手に許可を求める場合]
May I smoke here?
解説:May I ~?は相手に許可を求める時
Can I ~?は状況的に許されるかたずねる時
こちらで詳しく説明しています。
2. あなたはここに駐車してはいけない。
You must not park here.
解説:must は、話し手の意思・義務感から生じた『義務』を表す。『絶対にしなければならない』という強い命令、義務。
have to は、客観的・外部的事情から生じた『義務』を表す。『~したほうがいい、すべきだ、~する必要がある』というようなやわらかい表現
こちらで説明しています。
3. 私の祖父は毎日散歩をしていてものだった。
My grandfather used to walk every day./
My grandfather used to take a walk every day.
解説:used toは「今はそうではないが、以前は~だった」という過去との対比の意味を示す。
wouldは「以前は~だった」と回想している場合が多く、現在はどうかについては示していない。
こちらで詳しく解説しています。