元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【高校英文法をやり直したい人必見】助動詞「will/would」を丁寧に解説!

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四つ目に紹介する助動詞はwillとwouldです。 

 will

以下のような意味があります。

話し手の意志

「~するつもり」

例:Oh, I've left the door open. -Ok, I'll go and shut it.

「あ、ドアを開けっぱなしにしちゃった」「OK、閉めてくるよ」

 (このwillと=be going toと学校では習うかもしれませんが、意味が違います。ここに詳しく書いています)

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三人称の意志

例:She will study hard and go to Harvard.

「彼女は一生懸命勉強して、ハーヴァードに行くつもりだ」

例:I always try to stop her, but she won't listen to me.

「私はいつも彼女を止めようとするが、彼女はどうしても私の言うことを聞こうとしない」

例:We've been trying to open this door, but it won't open.

「このドアを開けようとしてるんだけど、どうしても開かない」

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依頼・勧誘

「~していただけませんか」

例:Will you wait for a second?

「少し待っていただけますか」

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現在の推量

「たぶん~だろう」

例:Mom will be downstairs.

「お母さんは1階にいるだろう」

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現在の傾向、習性

「よく~するものである」

例:Glass will break.

「ガラスは割れるものだ」

例:People will talk.

「人はしゃべるものである」→ことわざ「人の口に戸は立てられない 」

例:Boys will be boys.

「男の子はどこまでも男の子」→「男ってしょうがないわね」「男の子の多少のいたずらは仕方ない」

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would

以下のような意味があります。

過去の強い意志

例:I tried to stop her but she wouldn't listen to me.

「私は彼女と止めようとしたが、彼女はどうしても私の言うことを聞こうとしなかった」

例:We tried our best but the door wouldn't open.

「最善は尽くしたが、ドアはどうしても開かなかった」

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丁寧な依頼・勧誘

「~していただけますでしょうか?」

例:Would you pick me up at the station?

「駅に迎えに来ていただけますでしょうか?」

  ★wouldはwillより心理的な距離感(丁寧さ)を表す

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現在の弱い推量

「たぶん~だろう」

例:That would be great.

「いいですね」

 例:Who would believe your stupid story?

「誰があなたのばかげた話を信じるだろうか?」

例:Do you think he will come? - i would say no.

「彼は来ると思う?」「私のnoと言うだろう」→「まぁ来ないだろうね」

例:You would not believe what I’ve been through tonight!

「今夜僕が経験したことを君たちは信じないだろうね!」

(映画Toy Story 3より Mr.Potato headのセリフ)

 ★wouldはwillより心理的な距離感(確信度の低さ)を表す

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過去の習慣

「よく~したものだった」

(wouldのあとにoftenはalwaysなどの副詞がくることが多い)

例:We would often sleep over at her house when we were kids.

「私たちは子どものころ、よく彼女の家でお泊りしたものだった」

          ※sleep over 【動】お泊りする

例:I would sometimes travel alone when I was a college student..

「大学生のこと時々一人旅したものだった」

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f:id:chachachambo:20170411214237p:plainwouldとused toの違いf:id:chachachambo:20170411214237p:plain

後日紹介する予定のused toも過去の習慣を表しますが、以下のような違いがあります。

used toは「今はそうではないが、以前は~だった」という過去との対比の意味を示すが、wouldは「以前は~だった」と回想している場合が多く、現在はどうかについては示していません

例:My grandmother used to take her dog for a walk every morning.

「祖母は毎朝犬の散歩に行っていた(今は行っていない)」

例:My grandmother would often take her dog for a walk every morning.

「祖母は毎朝犬の散歩に行っていた(今はどうかは述べていない)」

 

used to は動作動詞にも状態動詞も使えますが、wouldは動作動詞のみに使え、状態動詞には使うことができません

例:〇I used to like him.(likeという状態動詞にもOK)

「私はかつて彼が好きだった」

例:〇I used to study French.(studyという動作動詞にもOK)

「私はかつてフランス語を勉強していた」

例:×I would like him.(likeという状態動詞にはNG)

 

wouldには「意志」のニュアンスがあるので「いつも好きこのんで」という雰囲気が伝わる

④wouldは過去の話であることが明白な文脈の中か、単独の場合は過去の時を示す副詞語句と用いるが、used toはその必要はありません。

実際、会話で使うのはused toかな!

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以上がwillとwouldの意味です。

最後に・・・ 

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f:id:chachachambo:20170411214237p:plainwouldを用いた重要表現f:id:chachachambo:20170411214237p:plain

would like to 動詞の原形「~したい」 ※"want to 動詞の原形"より丁寧な表現

例:Would you like to have something to drink? 

「何か飲み物を飲みたいですか?」→「お飲み物いかがですか?」

例:I would like to thank you for your  hospitality.

「あなたのご厚意に感謝したい」※hospitality【名】親切なもてなし

例:Would you like to go out with me? - I would love to!

「僕と付き合いたいですか?」→「僕と付き合ってくれませんか?」-「是非!」

※"I would like to 動詞の原形”のlike をloveに変えることで、ノリノリな感じが伝わります。そしてI would love to go on a date with you.のgo以下を省略しています。

 

would rather 動詞の原形 (than 動詞の原形)「(・・・するより)むしろ~したい」

例:I would rather stay here.

「どちらかと言えばここにいたい」

例:I would rather quit my job than work so hard.

「そんなに働くよりもむしろ仕事を辞めたい」

例:I would rather not be married.

「どちらかというと結婚したくない」

例:Would you rather be single?

「どちらかというと独身でいたいですか?」

例:If you let us know your email address, we can put you on our mailing list.

「アドレスを教えていただけたら、メーリングリストに追加できます」

Oh, I would rather not. I get too many emails.

「あぁ、遠慮しときます。メールたくさん来るので」

例:I would rather be a role model than a supermodel.

「私はスーパーモデルになるよりも、むしろロールモデル(模範)になりたい」

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