これまで、たくさん勉強していきた助動詞。
復習ですが助動詞とは、
「かもしれない」「ちがいない」「すべき」など
話し手の判断や気持ちを付け加える品詞です。
これまで習ったのは、
I should study harder.
現在 現在
「私は(現在)もっと一生懸命勉強するべきだ(と現在私は思う)」
という風に、現在の話でした。
例えば、赤点のテストを目の前にして「今勉強すべきだ!」と今思っている状況です。
じゃあ、上の文章を
「私は(過去のあの時)もっと一生懸命勉強するべきだった(と現在私は思う)」
という風に、時制にズレがある時はどうするでしょう?
答えは・・・
「私は(過去のあの時)もっと一生懸命勉強するべきだった(と現在私は思う)」
赤い字の動詞をhave+過去分詞にするんです!
I should have studied harder.
現在 過去
例えるなら、 時は流れて数年後、志望校に入れず「赤点を取ったあの時、もっと一生懸命勉強すべきだったなぁ」と今思っている状態です。
注意!助動詞がある場合は動詞は必ず原形というルールがありますよね?
〇 He can drive. × He can drives.
なので、主語が何であれ、hasにはならず常にhave+過去分詞です。
〇 He should have come.
× He should has come.
というわけで、今日勉強するのは
助動詞+have+過去分詞です。
会話でもよく使うので、しっかり勉強していきましょう。
それでは詳しく紹介していきます。
- could+have+過去分詞
- couldn't+have+過去分詞
- can't/ couldn't+have+過去分詞
- may/might+have+過去分詞
- must+have+過去分詞
- should+have+過去分詞
- would+have+過去分詞
could+have+過去分詞
●可能:「~できたのに」
例:I didn't know you liked baseball. I could have got you a ticket.
「君が野球が好きとは知らなかった。チケット取ってあげたのに」
例:I could've done it.
「できたのに」
※会話ではcould haveを省略してcould'veと言うのがほとんどです。
●可能性・推量
「~だったかもしれない」
例:The situation was bad, but it could have been worse.
「状況は悪かった。しかしもっと悪かった可能性だってある」
例:(映画「ライオンキング」より)
Simba, I'm very disappointed in you.
「シンバ、お前にはがっかりだ。」
You could have been killed.
「お前は殺されてたかもしれないんだぞ」
couldn't+have+過去分詞
●可能「~できなかった」
例:I couldn't have gone to the party anyway. I was sick.
「どうせパーティーには行けなかった。病気だったから」
can't/ couldn't+have+過去分詞
●可能性:「~であったはずがない」
例:She hasn't called me. She can't have got my message.
「彼女から連絡がない。留守電を聞いていないに違いない」
例:He couldn't have been with her yesterday. She was in Tokyo.
「彼が昨日彼女と一緒にいたわけがない。彼女は東京にいたんだから」
may/might+have+過去分詞
●可能性:「~だったかもしれない」
例:We might have met each other somewhere.
「私たち、どこかで会ったのかもしれませんね」
must+have+過去分詞
●確定的な推量:「~したに違いない」
例:I can't find my key! I must have lost it somewhere.
「鍵が見つからない!どこかでなくしたに違いない」
should+have+過去分詞
●確信のある推量「~したはずだ」
例:Where is he? School should have ended by 3.
「彼はどこ?学校は3時には終わったはずだ」
●過去に対する後悔「~すべきだった」
例:I should’ve studied abroad when I was young.
「若いうちに留学しておくべきだった」
※会話ではshould haveを省略してshould'veと言うのがほとんどです。
例:I shouldn't have done it.
「すべきじゃなかった」
would+have+過去分詞
●過去の推量「~だっただろう」
例:You should've met him! You would have fallen in love with him.
「彼に会うべきだったのに!彼と恋に落ちただろうに」
例:i didn't invite them to the party. They wouldn't have come anyway.
「彼らをパーティーに招待しなかった。どうせ来なかっただろう」
※会話ではwould haveを省略してwould'veと言うのがほとんどです。
以上で助動詞は終わりです!!!
終わった―――――!!!!!