二つ目に紹介する助動詞は
may/mightです。
以下のような意味があります。
許可「~してもよい」
例:May I come in?
「入ってもいいですか?」
(英検の面接で入室時に使えます)mayとcanの違い
mayは相手に許可を求める時
canは状況的に許されるかたずねる場合
例:May I smoke here?
「ここで吸ってもいいですか?」(あなたに許可を求めています、いいですか?)
例:Can I smoke here?
「ここで吸ってもいいですか?」(ここは吸ってもいい場所、状況ですか?)
例:You may go now.
先生が生徒に、上司が部下に「もう行ってよろしい」と許可を出す時など
例:You can go now.
上下関係ではなく「行っても大丈夫ですよ」と許可を出す時など
※mayは上の立場の人が許可を出す場合に使われることが多く、
答える時にYes, you may. / No, you may not.と言うと高圧的な印象なので、
気を付けましょう!
例: Can I go to a bathroom?
「(状況的に)トイレに行ってもいいですか?」
例:May I go to the bathroom?
「(あなたの許可を得て)トイレに行ってもいいですか?」
※『許可』を表すMay I go to the bathroom?のほうが丁寧です。
もしあなたが、授業中にトイレに行きたくなって先生に ”Can I go to the bathroom?” と聞いたら、先生に ”Yes, you can. But you may not” と言われるかもしれませんよー
推量「~かもしれない」
例:Where is he? He may be in the kitchen.(=perhaps he is in the kitchen)
「彼はどこ?」「キッチンにいるかもしれない」
例:Where is he? He might be in the kitchen.(=perhaps he is in the living room.)
「彼はどこ?」「キッチンにいるかもしれない」
★can/couldと同様、過去形mightにすることで、心理的距離間を表すことができ、確信度の低さを示します。
mayを使った重要表現
・may well do
「~するのがもっともだ」
mayの後ろにwellがつくことで確信度が高くなる
例:You may well get confused.
「あなたが戸惑うのももっともです」
・may(/might) as well ~ (as・・・)
「(・・・するくらいなら)~したほうが良いだろう」
※mightは現実性が低い場合に使う
例:We may as well go home. This party is boring.
「家に帰ったほうがよさそうだね。このパーティーつまらないし」
例:I might as well throw my money away as spend it on this stupid dress.
「こんなバカみたいなドレスに使うなら、お金を捨てたほうがまし」