問題4
われわれの身近な生活を眺めてみても、さまざまな定説、いわば常識が、あっという間にくつがえることがあります。
・「われわれの身近な生活を眺めてみても」を分詞構文で表したいと思います!(分詞構文かっこいいから!こなれ感アピール!笑)
①接続詞を消す
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない)
③最初に出てきた動詞を~ingにする
・「さまざまな定説、いわば常識があっという間にくつがえることがあります」→「私たちは、さまざまな定説、いわば常識がくつがえる瞬間を目撃する」にしてみます。
・「いわば」はwhat we call(参照)
・「さまざまな定説、いわば常識がくつがえる瞬間」は関係副詞whenで表現できます。
・「くつがえる」は「まちがっていると証明される」と読み換えて、受動態で表します。get+過去分詞を使います。
〖私が受験生ならこう書きます〗
Looking around at our daily lives, we often witness the moment when various theories, what we call common sense, get proven wrong.
〖模範解答〗
If you are observant, you will notice that various accepted theories, or common sense, so to speak, get overturned quickly.
・模範解答は、「observant【形】よく気が付く」という単語を使って「われわれの身近な生活をながめてみても」をあっさりと表現しています。
・「定説」を私は単に"theory"としてしまいましたが、「定」があるんだからtheoryだけじゃ弱いですね。模範解答はaccepted theory「受け入れられた説」→「定説」にちゃんとなっています。
・模範解答は「いわば」を"so to speak"を後ろに挿入して表しています。
・私はwitnessという大げさな動詞を使いましたが、模範解答はnoticeを使っています。
・模範解答は「くつがえる」を文字通り"overturn"という動詞で表現しています。
・模範解答もget+過去分詞の受動態を使っていますね。ここで解説した通り、やはり動きのある受動態はgetが自然なんです。