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【高校英文法をやり直したい人必見】分詞④「分詞構文」を超丁寧に解説!入試に出ます!

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「私は疲れていたので、私は早く寝ました。」

 この日本語、小学1年生の子どもが書いた文みたいですよね? 

「私は」が2回出てきて、とても幼稚に聞こえます。

「私は」を1回にして「私は疲れていたので、早く寝ました。」にすると、

大人っぽく聞こえます。

英語も同じで、くどい文章は幼稚に見えてしまうので、省略できるものは省略してしまいます。

それが今日勉強する「分詞構文」です。

分詞構文を作るには、決まったルールがあります

 

まず大前提に、

省略する(いじる)のは、従属節(メインの文じゃない方の文)=接続詞がある方の文

ということを覚えておいてください。
(メインの文は”主節”と呼びます)

例:Since I felt tired, I went to bed.
   従属節     主節

この文の従属節は接続詞(Since)がある、"Since I felt tired"の方です。

なので、分詞構文にするには、"Since I felt tired"をいじっていきます。

 そして、いじり方はこの3ステップです。

①接続詞を消す 

②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 

③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)

 この3ステップができれば分詞構文は怖くない!

早速さっきの文を分詞構文にしてみましょう。

Since I felt tired, I went to bed early.
「疲れていたので、私は早く寝た」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする

できあがった全文がこちら。
Feeling tired, I went to bed early.

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 それでは慣れるために、どんどん見ていきましょう!

 この文章を分詞構文にしてスッキリさせましょう!

例2:

After he finished his work, he went home.
「仕事を終えて、彼は家に帰った」
いいですか?いじるのは接続詞がある方の文ですよ!

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする

できあがった全文がこちら。
Finishing his work, he went home.

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例3:

When I look back now, I should have told him the truth.
「今振り返ってみると、彼に真実を伝えるべきだった」

いいですね?いじるのは接続詞がある方の文ですよ!

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする

できあがった全文がこちら。
Looking back now,I should have told him the truth. 

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例4:

Sam hurt his knee when he was playing soccer.
「サムはサッカーをしていて膝を痛めた」

いいですね?いじるのは接続詞がある方の文ですよ!

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)

できあがった全文がこちら。
Sam hurt his knee playing soccer.f:id:chachachambo:20181105235924j:plain

 例5:

Erica is in the kitchen and she is making coffee.

「エリカはキッチンでコーヒーを作っている」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)

できあがった全文がこちら。
Erica is in the kitchen making coffee.

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例6:

If it is used properly, the Internet can be enormously helpful.

「適切に使われれば、インターネットは非常に役に立つ」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
※"If it is used properly"の"it"はインターネットを指しているので、消します。
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)

できあがった全文がこちら。
Used properly, the Internet can be enormously helpful.

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例7:

If all things are considered, I believe he is right.

「すべてを考慮に入れると、私は彼は正しいと思います」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
※この文章は主語が、all thingsとIで違うのでall thingsは残します。
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)

できあがった全文がこちら。
All things considered, I believe he is right.

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例8:

Since there was no food in the fridge, we went out to eat.
「冷蔵庫に食べ物がなかったので、私たちは食べに出かけた」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
※この文章は主語が、thereとweで違うのでthereは残します。
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)とありますが・・・
この文章のbeingは消しません。
例:4,5,6,7,の場合は、beingを消してももう一つ動詞(例4ならplaying、例5ならmaking)があるので、beingを省略しますが、この文(節)はbeingを消してしまうと、動詞がなくなってしまうので、beingを残します。

できあがった全文がこちら。
 There being no food in the fridge,we went out to eat.

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例9:

Since it was Sunday, the bank was closed.
「日曜日だったので、銀行が閉まっていた」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
※この文章は主語が、it(天気を表すときのit)とthe bankで違うので it は残します。
③最初に出てきた動詞を~ingにする
(beingは消す)とありますが・・・
※この文章のbeingは消しません。
例:4,5,6,7,の場合は、beingを消してももう一つ動詞(例4ならplaying、例5ならmaking)があるので、beingを省略しますが、この文(節)はbeingを消してしまうと、動詞がなくなってしまうので、beingを残します。

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例10:

Because I had seen the movie twice already, I didn’t want to watch it.
「すでに2回もその映画を見たことがあったので、私はそれを見たくなかった」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする
※had seenという過去完了でも慌てず、普通に~ingにすればOK

 この文章は、
映画を見たくなかったのが過去の出来事→過去形
それより前の時点ですでにその映画を2回見たことがあった→大過去(had+過去分詞)

という時制になっています。

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例11:

Because I didn’t know his phone number, I couldn’t contact him directly.

「彼の電話番号を知らなかったので、私は彼に直接連絡がとれなかった」

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①接続詞を消す 
②主語が主節の主語と同じなら消す
(=違うなら消さない) 
③最初に出てきた動詞を~ingにする

※4つ目のルールを追加!
④否定語(didn't, hadn't, doesn'tなど)があるときはnotを置く

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 以上、分詞構文の作り方でした。

なぜ分詞構文と呼ばれるかというと、余計なものを省略して出来上がった分詞構文の文章、よく見ると、~ingの「現在分詞」か~edの「過去分詞」から文が始まってるでしょ?

(ま、主語が違って残っている例7,8,9とか、notがある例11は違うけど…笑)

だから 「分詞構文」と呼ばれているんです。

そんな分詞構文、スタイリッシュで大人な印象なので、英作文の問題で使えると、採点者も「おぉっ!」となりますよ!ぜひ使ってみてください。
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次の記事では、実際の入試問題を使って、分詞構文がどんな風に出題されるのか解説します。

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