第2問 C
次の問い(問 1 ~ 3)の会話が最も適切なやりとりとなるように24~26を埋めるには、(A)と(B)をどのように組み合わせればよいか、それぞれ下の①~⑧のうちからーつずっ選べ。
問1
① (A)→(A)→(A) ② (A)→(A)→(B)
③ (A)→(B)→(A) ④(A)→(B)→(B)
⑤ (B)→(A)→(A) ⑥ (B)→(A)→(B)
⑦ (B)→(B)→(A) ⑧ (B)→(B)→(B)
解答:⑥
So, it can't be helped that there are fewer people while the most popular area is closedとなる。
訳:
博物館ガイド:来場者の数が今月は下がりましたね。
博物館警備員:きっと2階の工事の影響でしょうね。
博物館ガイド:そうですね、そこ(2階)の「エジプトの財宝」の展示が、いつも来場者を惹きつけてましたもんね。
博物館警備員:だから、一番人気のエリアが閉鎖してる間は、来場者が少ないのも仕方がないですね。
解説:
もともとは"that there are fewer people"「来場者が少ないということ」が主語でしたが、主語が長すぎるので仮主語 itが置かれています。
ということで、最初の選択肢は(B)を選びます。I can't be helpedだと「私が仕方がない」になっちゃいますもんね。
そして二つ目の選択肢は話の流れから来場者が少ないのだからfewerの(A)を選びます。
そして三つ目の選択肢は、whileかduringどちらにしましょう?
while【接】~している間→後ろにS'V'を置く
例:I had a great time while she stayed with me.
彼女が泊まりにきている間、楽しかった。
一方、、、
during【前】~の間→後ろに名詞を置く
例:I had a great time during her stay.
彼女が泊まりにきている間、楽しかった。
"the most popular area is closed"は、名詞ではなくS'V'なので、whileが正解。
① (A)→(A)→(A) ② (A)→(A)→(B)
③ (A)→(B)→(A) ④(A)→(B)→(B)
⑤ (B)→(A)→(A) ⑥ (B)→(A)→(B)
⑦ (B)→(B)→(A) ⑧ (B)→(B)→(B)
解答:②
I was barely able to catch the last trainとなる。
訳:
M:昨晩の試合が、今シーズンで最長だったみたいだね。君、行ってたんでしょ?
A:そうよ、球場で生で見られて最高だったわ。
M:試合が終わったの、遅かったんじゃない?どうやって家に帰ったの?
A:うん、凄く遅かったわ。かろうじて最終電車に乗れたの。混んでたけど、何百人ものファンと一緒に乗れたのは楽しかったわ。
解説:
一つ目の選択肢はbarelyかseldom。hardly、scarcelyと一緒に「ほとんど~ない」と習ったような・・・とふわっとした記憶で悩むかもしれませんが、意味が違います。
barely【副】ほとんど~ない、かろうじて~する
例:I can barely hear you.
「ほとんど聞こえない」
例:I barely made it.
「かろうじて間に合った」
seldom【副】めったに~ない《頻度》
例:I seldom read newspapers.
「私はめったに新聞を読まない」
今回は《頻度》を表すseldomはおかしい。
二つ目の選択肢は、「かろうじて乗れた」の意味にしたいので、"catch"を選ぶ。後ろに「混んでいた」とあるので「乗れた」のだと推測できる。
三つ目の選択肢は、後ろに"riding with hundreds of other fans"とあるので、タクシーはおかしい。
① (A)→(A)→(A) ② (A)→(A)→(B)
③ (A)→(B)→(A) ④(A)→(B)→(B)
⑤ (B)→(A)→(A) ⑥ (B)→(A)→(B)
⑦ (B)→(B)→(A) ⑧ (B)→(B)→(B)
解答:③
I'm afraid the meeting will have to be put off until next week.となる
訳:
T:今日ジョンを見てないね。
B:病気で数日休むらしいわ。
T:それはお気の毒に。ジョンは今日の会議の責任者じゃなかった?
B:そうよ。来週まで延期しなくちゃいけないかもね。彼がいなくちゃ、あの問題について話し合えないもの。
解説:一つ目の選択肢はI'm afraidを選びます。後ろにS'V'が続くから。
・be afraid (that) S' V'「S'がV'だと思う」
(S'V'の内容は良くないこと)
例:I'm afraid (that) we have to give up.
「諦めたほうがいいと思う」
・be afraid of 名詞「名詞を恐れる」
例:I'm afraid of spiders.
「猫が怖い」
二つ目の選択肢は、それだけでは判断できないので、後ろを見てみます。
「来週まで」「今夜まで」とあるので、the meeting will have to be put off「会議は延期されなければ」が正しい選択肢となります。the meeting will have to be held「会議は開かれなければならない」はuntilと意味が合いません。
三つ目の選択肢は、前述でJohnが数日休むとあるので、this eveningはおかしい。