現在、過去ときたので、今日は未来の話をします。
現在のことは「現在時制」
過去のことは「過去時制」
未来のことは「未来時制」ではなく「未来表現」と呼びます。
現在、過去は動詞自体をいじるだけで時制を表せました(過去なら-edを付けるとか)が、未来はそんなことはできません。なので「未来表現」と呼びます。
未来表現とは、中学校で習ったあれです。
①助動詞will
② be going to
それでは細かく見ていきましょう
助動詞 will
意志未来
例:I will help you.
「私があなたのお手伝いをしますよ」
※willという単語は【名】意志 という意味もあります。
助動詞willも主語の意思を表します。
「私はあなたのお手伝いをする意志がありますよ」
⇒「(未来に)助けるつもりですよ」
単純未来
例:It will rain tomorrow.
「明日雨が降るでしょう」
be going to 動詞の原形
意図・予定
例:I am going to tell him I like him.
「彼に好きだと伝えるつもりだ」
⇒前もってしようと考えていたこと
確定的な未来
例:The meeting is going to start in 5 minutes.
「会議は5分後に始まります」
※be going toはよくbe gonnaと言われます。
会話ではたいていgoing toではなくgonnaを使います。
例:I'm gonna tell him.
willとbe going toの違い
❶兆候の有無
will:兆候はなく、話者の単純な予測
be going to:兆候あり。近い未来の予測
例:He will get bettter.
「彼はよくなるでしょう」
※このセリフを言った人が「彼はよくなる」と単純に予測した
例:He is going to get better.
「彼はよくなるでしょう」
※熱が下がったり顔色が良くなったりと、良くなる兆候がある
❷意図した時点の違い
will:その場に応じた意図
be going to:前もって考えていた意図
例:I will get some eggs.
「卵を買ってくるつもりです」
※卵がないと今気づいてこれから買うつもり
例:I am going to get some eggs.
「卵を買ってくるつもりです」
※卵がないと前から知っていて買うつもり
例えば、電話がかかってきて「私が出るよ」という時は、その場に応じた意志なので、"I will get that." と言います。
その他の未来表現
willとbe going toの他にも未来表現はあります。
③be about to動詞の原形
「今まさに~しようとしている」
例:We are about to leave.
「今まさに出かけようとしている」
例:I know she is about to break up with me.
「彼女にフラれそうだ」
※break up with O「Oと別れる」
(ドラマ"how i met your mother"より。 遠距離中の彼女に「話がある」と言われフラれることを覚悟した主人公のセリフ)
④be supposed to 動詞の原形
「~することになっている」
例:I'm supposed to help my mother tonight.
「私は今晩母を手伝うことになっている」
⑤be due to 動詞の原形
例:New characters are due to come out later.
「新たなキャラクターも続々と登場予定。」
⑥be to 動詞の原形 (第7章でも登場予定)
「~する予定」
例:The Summit is to be held this summer.
「今夏、サミットが開かれる予定」
⑦現在時制を用いて (復習)
例:The game starts at 1:30.
「試合は1時半に始まります」
⑧現在進行形を用いて(また後日書きます)
例:I'm leaving tomorrow.
「私は明日出発する予定です」