「私は歌うが好き」
「私は勉強する図書館に行く」
「私はあなたに会う嬉しい」
「私は彼と別れるバカだった」
カタコトに聞こえますよね?
英語でも
× I like sing.
× I'll go to the library study.
× I'm happy see you.
× I was stupid break up with him.
は間違いの文章です。
これを解決してくれるのが不定詞(to+動詞の原形)です
〇 I like to sing.
「私は歌うことが好きです」
〇 I'll go to the library to study.
「私は勉強するために図書館に行く」
〇 I'm happy to see you.
「私はあなたに会えてうれしい」
〇 I was stupid to break up with him.
「彼と別れるなんて私はバカだった」
今日から不定詞(to+動詞の原形)を勉強していきます。
↑の例文でも分かるように、色々な訳し方できるので、文法書には細かく色々な「用法」の説明が書いてあるので、ひとつひとつ丁寧に勉強していきましょう。
今日は一つ目の用法「名詞的用法」です。
名詞的用法
("to+動詞の原形"が名詞の役割)
to+動詞の原形が名詞(例えばdogs)のように働きます。
「~すること」という意味です。
目的語になる場合
文の中で目的語(O)になることができます
例:I like dogs.
O
「犬が好きです」
例:I like to go out.
O
「出かけることが好きです」
ね?to+動詞の原形がdogsという名詞と同じ働きをしているでしょ?
だから「名詞的用法」と呼びます。
補語になる場合
文の中で補語(C)になることができます。
例:My favorite animals are dogs.
S V C (S=C)
「私の好きな動物は犬です」
例:My future goal is to become a lawyer.
S V C (S=C)
「私の将来の目標は弁護士になることです」
ね?to+動詞の原形がdogsという名詞と同じ働きをしているでしょ?
だから「名詞的用法」と呼びます。
主語になる場合
文の中で主語(S)になることができます。
例:Dogs are adorable.
S
「犬はかわいい」
例:To live in a foreign country is tough.
S
「外国で暮らすことは大変だ」
ね?to+動詞の原形がdogsという名詞と同じ働きをしているでしょ?
だから「名詞的用法」と呼びます。
あ、でもこの文章、不自然です。主語が長すぎ!
なので仮の主語Itを置きます。
そしてもともとの主語("To live~")は後ろに置きます。
(英語は頭でっかちな文章を嫌います。頭(主語)はすっきりさせましょう!)
(このItには何も意味はありません。仮に置いているだけ「それ」とか訳さないように!)