日本語も同じですが、繰り返さなくても理解できる場合や、なくても理解できる場合、省略して簡潔にすっきりした文にすることができます。
主語・動詞の省略
副詞節(when, if, while, though等が導く副詞の役割をするかたまり)の中の主語と、主節の主語が同じ場合、副詞節の中の主語+be動詞が省略されることがよくある。
「日本にいる間、彼女は私たちの家に泊まった」
↑副詞節であるwhile she was in Japanの主語はshe、主節であるshe stayed with usの主語もshe。よって、副詞節の主語sheとbe動詞wasを省略します。
「可能ならば、締め切りを明日まで伸ばしていただけませんか?」
副詞節であるif it is possibleの主語it、主節であるcould you extendthe deadline to tomorrowの主語youは別物ですが、もう省略しちゃってます!笑
だってif it is possibleがif possibleになっても意味分かるでしょ?
if possible「可能ならば」はよく使う表現です。
「トランプは必要であれば”北朝鮮を破壊する”と脅している」
この文章もひとつ前の例文と同じです。副詞節の主語it、主節の主語Trump、別物ですが、もう省略しちゃってます。
だってif it is necessaryがif necessaryになっても意味分かるでしょ?
if necessary「必要ならば」はよく使う表現です。
共通部分の省略
繰り返しを避けるために、既に出てきた語は省略する傾向があります。
「彼は電話すると言ったのに、してこなかった」
call me call me しつこいので省略!
「彼は知らせを聞いて驚いたが、嬉しかった」
he was he wasしつこいので省略!