今日からは第10章比較級に入ります。
「AとBを比較してAのほうが安い」
「A、B、C、Dを比較してAが一番安い」
「AはBほど安くない」
というふうに2つまたは2つ以上のものを比較する表現です。
比較級、最上級、原級の3つがあります。
今日は比較級から勉強します。
比較級 
2つのものを比較するときの表現です。
「~よりも」は"than ~"で表します。
比較級の作り方は基本的に以下の3つです。
①規則変化
・1音節の語(要は短い語)は基本的に-erをつける
例:great→greater、long→longer
large→larger、hot→hotter
②2音節以上の語や-lyで終わる副詞はmoreを前に置く
例:beautiful→more beautiful、
quickly→more quickly
③不規則変化
good、well→better
bad、badly、ill→worse
many、much→more
little→less
それでは例文で練習していきましょう。
例:私の彼氏は私より年上です。
My boyfriend is older than me.
例:私の彼氏は私より40歳年上です。
(加藤茶か!笑)
My boyfriend is 40 years older than me.
My boyfriend is older than me by 40 years.
※比較の差を明示したい場合は比較級の前に差を置くか、後に"by 差"で表します。
例:彼は年上なので私よりも忍耐強いです。
Since he is older, he is more patient than me.
例:年上の男性と付き合うのは思っていたよりも簡単で居心地がいいです。
Going out with an older guy is easier and more comfortable than I expected.
※thanの後ろには、名詞だけでなく文章も置けます。
例:私の彼氏は普通の人よりも早く起きます。
My boyfriend wakes up earlier than normal people.
例:年齢やお金より幸せの方がはるかに大切です。
Happiness is far more important than age and money.
※比較の差が大きい場合farやmuchを比較級の前に置きます。
カジュアルな会話ではwayもよく使います。
加藤茶は飽きてきたので、
Katy Perryのtwitterを紹介します。Katy Perryも比較級使ってるよー!
Actions speak louder than Tweets.
「行動はツイートよりも大きく喋る」
→「行動はツイートよりも力がある」
*speak louder than words「言葉よりも雄弁である」というフレーズをもじっている表現です
We can creat change in our own communities.
「私たちはみんな、自分たちのコミュニティで変化を起こすことができるんです」
比較級、慣れてきましたか?
それでは、加藤茶とkatyはおいといて、受験にもちょいちょい狙われる変わった比較級を紹介します。
thanではなくtoを使う比較級
例:I prefer tea to coffee.
=I like tea better than coffee.
「私はコーヒーより紅茶のほうが好きだ」
※prefer A to B「BよりもAが好き」
例:This laptop is superior in quality to the one I have.
「このノートパソコンは私が持っているのより質が優れている」
※superior to A「Aよりも優れている」
⇔ inferior to A「Aよりも劣っている」
例:He is 5 years senior to me.
※senior to A「Aよりも年上」
⇔junior to A「Aよりも年下」
toを使ってね!thanじゃないよ!試験に出るよ!
比較級を用いた重要表現
・比較級 and 比較級
「ますます~」
例:It's getting cooler and cooler.
「ますます涼しくなってきましたね」
例:She posts pictures with her bf all the time. It's becoming more and more annoying.「彼女は彼氏との写真をいつもアップしている。だんだんうざくなってきた」
・the 比較級 ~, the 比較級 ・・・
「~すればするほど、ますます・・・」
例 A:Can I bring 2 more friends over to your party?
B:Sure! The more, the merrier
A「君のパーティーにもう2人友達連れて行ってもいい?」
B「もちろん!(人数が)多ければ多いほど、楽しいじゃん」
※決まったセリフです。よく使います。
例:The sooner, the better.
「早ければ早いほどいい」
※決まったセリフです。よく使います。
例:The more I got to know him, the less I liked him.
「彼のことをもっと知れば知るほど、ますます好きじゃなくなった」
*get to+動詞の原形は以前勉強しました。
例:The more money you have, the more problems you have.
「お金を多く持てば持つほど、問題も多くなる」
※語順に注意!並べ替え問題によく出されます
×The more you have money, the more you have problems.
・know better than to do
「~するよりよく知っている」
→「~するほど愚かではない」
例:I should have known better than to trust him.
「彼を信じるよりよく知っているべきだった」
→「彼を信じるなんてバカだった」
should have 過去分詞は以前勉強しました。
・more or less
「多かれ少なかれ、ほとんど、ある程度」
例:These terms mean more or less the same thing.
「これらの単語はほとんど同じ意味だ」
ここらへんから私の嫌いなゾーンに入っていきます・・・
分かりずらい!!!嫌々ながら紹介しておきます、一応(笑)
・no more than ~
「たった~」
例:It will cost no more than 10 bucks!
「たった10ドルしかかかりません」
*buckはカジュアルな表現でドルと言う意味です。会話でよく使います。
(=It will cost only 10 bucks)
※私の覚え方:noはとっても強い否定の語なので、noが「たくさん」という意味のmoreを完全に否定して、逆の意味(たった~)になる
・no less than ~
「~も(たくさん)」
例:It cost no less than 10 bucks.
「10ドルもかかった」
(=It cost as much as 10 bucks)
※私の覚え方:noはとっても強い否定の語なので、noが「少ない」という意味のlessを完全に否定して、逆の意味(たくさん)になる
・not more than ~
「せいぜい、多くても」
例:There are not more than 100 people in this room.
「この部屋には多くても100人くらいしかいない」
※私の覚え方:notはnoに比べてそんなに強い否定の語ではないので、notは「たくさん」という意味のmoreを完全には否定していなくて、「多いけど、それ以上ではない」という意味
・not less than ~
「少なくても」
例:There are not less than 100 people in this room.
「この部屋には少なくとも100人はいる」
※私の覚え方:notはnoに比べてそんなに強い否定の語ではないので、notは「少ない」という意味のlessを完全には否定していなくて、「少ないけど、それ以下ではない」という意味
私の覚え方も微妙ですね!笑
もう慣れてください・・・
試験のために覚えてください・・・笑
あー比較級の重要表現嫌い!!!