かなり前に私の勉強法としてちらっと書いた、ターゲットの使い方を詳しく紹介します。
ターゲットは単語を覚えるためだけのものではありません。
音読に使ってもよし、ライティングの練習にも使えます。
今日は、私が高校時代にしていたターゲットを使ったライティングの勉強を紹介します。
準備するもの
ターゲット、専用のノート
方法
例えばこのページ👇を勉強するとします。
(↑手作りブックカバー付き♡こんな風に「自分のもの」にすると、ターゲットにさえ愛着がわきますよ笑)
①ノートのページ左5cmくらいのところに一本線を引きます。
②線の左側に単語と意味を書きます。
③ターゲットの右ページ(例文が書いてあるページ)を例文が見えないように山折りにします。
④こんな感じ👇で日本語訳だけを見ながら、ノートに英作します。
⑤答え合わせをします。
⑥重要な表現にマーカーで印をつけます。
例:pleaseなら、be pleased withで使われるので、まとめてマーカーを引く。
⑦最後に音読をしましょう。
これで、単語を覚えながら、その単語が文章でどのように使われるかも同時に勉強でき、英作文や音読の練習もできるというわけです。
私も自分の生徒にこのように勉強させ、ある生徒は自分で英作した文とターゲットの例文が微妙に違った時に、「先生これで合ってますか?」と添削を依頼しに来ていました。
分からないことがあれば、先生に聞いてみましょう!先生はそれが仕事ですから喜んで添削してくれますよ♪
この勉強法のいいところ
①大学入試レベルの文章が書け、読めるようになる。
ターゲットの例文は基本的に大学入試で使用された文章です。
大学入試レベルの文章が自分で書けるということは、読んで理解できるということです。英作文の対策をしながら、読解の対策にもなります。
②単語が文章でどのように使われるかが理解できる。
ターゲットの左ページだけを見て、「depend 依存する」と覚えてもダメです。
dependという単語が使われる時は、たいていdepend onで使われます。
大学入試で「依存するという意味の単語は?」「depend!」なんて答える問題はありません。必ず文章の中で使われ、それが問題になるので、勉強する時も文章の中で単語を覚えましょう。
会話でも同じです。"depend!"と1語で発言することは、生きていてほぼありません。日本語で「依存する!」と単語で発言したことないでしょ?
単語は文章の中で使われるのだから、文章の中で覚えましょう。
③自然な英語を書いて覚えることができる
たくさん例文がある(ターゲット1900なら例文は1900個!)ので、たくさん英作の練習ができ、だんだんと自然な英語の書き方が身につきます。
やっているうちに、最初は何を主語にすればいいのかも分からなかったのが、気が付いたら赤ペンで直すところが減り、ある日例文と全く同じ文章が書けてたー!というのはとてつもない達成感ですよ♡