以前勉強した、関係代名詞の非制限用法を覚えていますか?
「 , 」を置いて、先行詞に関する補足的な情報を付け加える、あの非制限用法です。
「私のいとこのケン(あ、ちなみに隣に住んでるんだけど)はお医者さんです」
関係副詞にも非制限用法があります。
ただし、whereとwhenだけです。(howとwhyには非制限用法はありません)
関係副詞の非制限用法も、先行詞と関係副詞の間に「 , 」を置いて、先行詞に関する補足的な情報を付け加える役割をします。
andなどの接続詞を付け足して訳すといいですよー
それでは詳しく見ていきましょう。
まずはwhereから。
whereの非制限用法
《非制限用法》
「私はスウェーデンを訪れました(あ、そこに友達が住んでるんだけどね)」
スウェーデンに関する補足的な情報を付け足しています。
こんなイメージです👇
《制限用法》との違いは分かりますか?👇
「私は、育った町を最近訪れた」
制限用法は、「どの町かというと、私が育った町」という風に、
the townをどの町か特定しています。
👆これは間違いです。これだとスウェーデンという国がたくさんあって、どのスウェーデンかと言うと「私の友達が住んでいるスウェーデン」というふうに特定していることになります。スウェーデンは1つしかありません。そのスウェーデン補足的な情報を付け足しているだけなので、非制限用法の「,」を付けなければいけません。
(話す時には「, 」があるかないかは分かりませんけどね)
whenの非制限用法
「私の娘は2001年に生まれた(あ、ちなみにその年に私たちはボストンに引っ越してきたんだけどね)」
2001年に関する補足的な情報を付け加えています。
👇こんなイメージです
《制限用法》との違いは分かりますか?👇
「私は、あなたに初めて会った日をまだ覚えている」
制限用法は、「どの日かというと、私があなたに初めて会った日」という風に、
the dayをどの日か特定しています。
👆これは間違いです。これだと2001年がたくさんあって、どの2001年かと言うと「私たちがボストンに引っ越してきた2001年」というふうに2001年を特定していることになってしまいます。
2001年は1つしかありません。2001年に補足的な情報を付け足しているだけなので、非制限用法の「,」を付けなければいけません。
(話す時には「, 」があるかないかは分かりませんけどね)