分詞構文を使った慣用表現を紹介します。
(分詞構文を作る時のルールに②主語が同じなら消す(=違うなら消さない)
というのがありましたが、主語が一般の人(People)の場合、主節の主語と違っていても、省略します。
それでできあがった分詞構文が慣用的に用いられるようになったものを今日は紹介します。)
Generally speaking,
「一般的に言うと」
例:Generally speaking, Japanese people are introverted, I think.
「一般的に言うと、日本人は内向的だと思う」
Speaking of ~,
「~と言えば」
例:A: Where did you guys go last night?
B: We did some shopping at the mall and went to see a movie.
A: Oh, speaking of which, we have to return the DVDs tonight.
A:「昨日あなたたちどこに行ったの?」
B:「ちょっとモールで買い物して映画を見に行ったよ」
A:「映画と言えば(そいういえば)、今夜DVDを返さなきゃ」
※speaking of which,は会話でよく使う表現です。whichは前文の内容を指しています。
Frankly speaking,
「率直に言うと」
例:Frankly speaking, I don't give a damn.
「ぶっちゃけ、どうでもいい」
Judging from~,
「~から判断すると」
例:Judging from the way she looked at him, she must have had a crush on him.
「彼女が彼を見たときの様子から判断すると、彼女は彼のことが好きに違いない」
* have a crush on O 「Oに惚れる、好きになる」
Considering~,
「~を考慮に入れると」
例:Considering how much money we have wasted, I think we should cancel the trip this summer.
「どれだけのお金を無駄にしたかを考慮に入れると、今年の夏の旅行はキャンセルすべきだと思う」