英文法の解説、これで最後です!!
最後を飾るのは…無生物主語!
日本語にはない英語らしい表現のひとつ、無生物主語。
日本語は、無生物(生き物ではない物)を主語にすると少し不自然です。
△何があなたを悲しませたの?
△台風が私たちが出発するのを妨げた。
「何」「台風」という無生物を主語にするとぎこちない感じがします。
でも英語では全く自然です。
〇What made you sad?
〇The typhoon stopped us from leaving.
英語→日本語に訳す和訳問題、日本語→英語に訳す英作文でとても役に立つので、しっかり勉強していきましょう。
和訳する時のコツは、目的語の人(つまり生物)を主語にして訳すと、自然な日本語になりますよ。
allow
allow O to +動詞の原形
直訳:SがOに~することを許す
goodな訳:SのおかげでOは~できる
例:The scholarship allowed me to study abroad for a year.
「その奨学金のおかげで、私は1年間留学できた」
enable
enable O to +動詞の原形
直訳:SがOに~することを可能にする
goodな訳:SのおかげでOは~できる
例:This device enables us to communicate with the hearing impaired via telephone lines.
この装置のおかげで、私たちは聴力に障害のある人たちとも電話を使ってコミュニケーションがとれるようになります。
prevent
prevent O from ~ing
直訳:SがOに~するのを妨げる
goodな訳:SのせいでOは~できない
例:Has the injury prevented you from enjoying life with your family and friends?
「ケガのせいで、家族や友人との人生を楽しめなくなっていませんか?」
stop O from ~ing、keep O from ~ingも同じ意味です。
lead
lead O to +動詞の原形
直訳:SがOに~することを導く
goodな訳:SはOに~する気にさせる、OはSで~する気になる
例:What led you to do such a thing?
「なぜあなたはそんなことする気になったの」
take
take O to 場所
直訳:SはOを場所に連れていく
goodな訳:Sに乗ればOは場所に行ける
例:This highway will take you to the airport in 30 minutes.
「この高速道路に乗れば30分以内に空港に行けますよ」
say
say (that) ~
直訳:Sは~と言う
goodな訳:Sによると~らしい、Sに~と書いてある
例:The book says we shouldn't eat carbs after a workout.
「この本によると運動後は炭水化物を食べるべきではないらしい」
*carbs【名】炭水化物 carbohydrateの略
*workout【名】トレーニング
show
show (that) ~
直訳:Sは~と示す
goodな訳:Sによると~らしい
例:The graph shows that a typical human being lives to be about 75.
「グラフによると典型的な人間は75歳くらいまで生きるらしい」
save
save A B
直訳:SはAからBを省く
goodな訳:SのおかげでAはBを節約できる
例:LED light bulbs will save you a lot of electricity.
「LED電球のおかげであなたは電気を節約できるだろう」
remind
remind A of B
直訳:SはAにBを思い出させる
goodな訳:Sを聞くと(見ると)AはBを思い出す
例:This song reminds me of my high school life.
「この曲を聞くと高校時代を思い出す」
deprive
deprive A of B
直訳:SはAからBを奪った
goodな訳:SのせいでAはBを失った
例:The accident deprived him of his sight.
「事故で彼は視力を失った」