元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【岡山大学の過去問】英作文の模範解答&丁寧解説!

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30分ほどお時間をいただければ嬉しいです。確認のため、電話か電子メールをいただけますでしょうか。

 

 

考え方

●1文目

・文面を見てとても丁寧な表現だと分かります。なので、英語にするときも丁寧な依頼の文にしましょう。以前解説した通り、"Will you ~?"よりも過去形の"would"を使って"Would you ~?"にすることで心理的な距離感(丁寧さ)が出ます👇

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"Would you~?"にしてももちろんOKですが、私は仮定法を使って、「もしお時間をいただけるなら」という表現にしてみたいと思います。仮定法(時制が前にずれるから過去形)にすることで心理的距離(丁寧さ)を表すことができます。

・「時間をいただける」をどう英語で表現しようか考えた時、「時間を与える」だからgiveでもいいですが、「時間を割く」のspareを使って「私英語勉強してますよ」感を出してみましょう!笑

●2文目

・「確認のため」to make sureかな?とも思いましたが、この日本語、冷静に考えると、「確認のため」ってなくてもよくないですか?実際何を確認するのか分からないし。要は「電話かメールで折り返し連絡ください」ってことですよね?

get back to O【動】Oに折り返し連絡する という動詞を使います。(reponseやcontactでもOK)

 ・「電話かEメールで」はvia という単語を使って"こなれ感"を出してみます。笑

 

〖私が受験生ならこう書きます〗

It would be great if you could spare about 30 minutes. Please get back to me via phone or email.

 

 〖模範解答〗

If you can spare 30 minutes or so, I would appreciate it. Could you respond by calling or sending me an email?

 

ふりかえり

・模範解答もspareを使って「私英語勉強してますよ」感を出してますね!笑

・私は「30分ほど」をabout 30 minutesにしましたが、模範解答は30 minutes or soになっています。

・「嬉しいです」の表現を模範解答をappreciateという動詞で表しています。