英語を学習する日本人によくあるパターン
発音を気にしすぎて喋らない
⇩
喋らないから発音も何も上達しない
この悪循環を抜け出すには、
①発音を気にせず、通じなくても堂々と喋る度胸を身につける
または
②発音をきちんと練習して、堂々と喋れるようにする
のどちらかではないかと思います。
もちろん①と②どちらの方法でもいいし、
外国語習得には「度胸」はとても重要だと思います。
しかし私個人としては「発音は大切」!!
だと思います。
発音が悪いと、言いたいことも通じません!
通じないと、さらに英語を喋るのが怖くなって、
上達の道からさらに遠ざかってしまいます。
なので、英語の正しい発音を身に着けておくことはとても重要だと、私は考えています。
なにより、英語を勉強している人は特に、
「正しい発音でかっこよく喋りたい」ですよね?
そこで、このブログでも新しいカテゴリー「発音」を作って、
詳しく解説していきたいと思います。
※ここで解説する発音はアメリカ英語の発音です。
英語の母音
日本語の母音は「あいうえお」の5つだけ。
それに対して、英語の母音は26あると言われています。
(どういう基準で分類するか、また国や地域によっても異なり、絶対的な正解があるわけではありません)
なので、英語を日本語にあてはめて、カタカナ英語で喋っていては通じるわけがないんです!
きちんとした英語を喋るには、正しい発音を学ぶことが重要です。
日本人は「英語の発音」と聞くと「LとRの発音ねぇ」なんて思いがちですが、、母音の発音もとーーっても重要です。
英語がある程度上達してきても「ん~発音がいまひとつ」っていう人は、母音の発音を丁寧に見直すと、ずいぶん上手に聞こえますよ!
なので、今日は母音について解説します。
(私が言いたいことは次の記事ですが、その予備知識としてこの記事を読んでください)
それではさっそく、母音と、母音を作るときの舌の位置をまとめた表です。
縦(high,mid-high,low-mid,low)が口の中で舌をどの高さに置くか、
横(front, central,back)が口の中で舌をどの位置に置くかを表します。
例えば
「①i」を発音する時は、舌の高さは高く、位置は前(歯に近い方)ということです。
「⑦ ɔ」を発音する時は、舌の高さは低く、位置は奥(喉に近い方)ということです。
(表の中だけでも10個ありますが、これに二重母音などを加えると26個の母音があります)
この表じゃ分かりずらい人はこれ☟を見ると分かりやすいかな?
それでは①~⑩の発音を詳しくみていきましょう。
① i
日本語の「イ」よりも、もっと口を横に思いっきり引っ張ります。
音を伸ばすという意味の「:」と常に共に使われ、「i:」と表記されます。
例:tea、eat、sheep、leave、feet、beat、heal
② ɪ
日本語の「イ」と「エ」の中間の音。
「エ」の口をして「イ」と言ってみてください。
その時「イ」になってしまわないように、舌に力を入れずに発音します。
①の「i:」よりも舌の位置が少し下に、そして奥(喉に近い方)に移動するのが分かりますか?
例: pig、think、live、fit、bit、hill
☝例えば"pig"を日本語の「イ」で発音すると、日本語感が出てしまいますが、正しい"ɪ"で発音すると英語っぽく聞こえませんか?
③e
日本語の「エ」に近いので安心してください!
例:get、help、left、bed
④æ
日本語の「エ」よりも、もっと唇を左右に開けて、「ア」と言います。
つぶれたようなちょっと汚い音と言われ、日本人が苦手な音です。
例:cat、hat、bank、ant、family
⑤ ʌ
口をあまり開けずに、だらしない感じで「ア」と言ってみてください。
「ア」とも「ウ」ともつかない音です。
例:sun、love、but、bus、hut
⑥ɑ
日本語の「ア」よりももっと口を大きく開けて(指2本が縦に入るくらい)、喉の奥の方から「ア」と言ってみてください。
例:shop、hot、on、box、bottle
⑦ ɔ
⑥ɑとほぼ一緒です!辞書を引いても、例えばcaughtは /kɔːt/と/kɑ:t/両方載っています。
例:caught、bought、call
※アメリカでは、ɔとɑの発音がが同じになってきています。
参考に下の地図をご覧ください。
「caught(ɔの発音)とcot(ɑの発音)を同じように発音しますか?」という質問に対してyesが青、noが赤。西側を中心に、6割以上がyesになっています。
⑧ʊ
日本人にとって意外と難しいのがこの音。
日本語の「ウ」は唇をとんがらせますが、ʊは、喉の奥を開いて音を出します。
例えるなら、口から糸を喉に向かって垂らした時、ちゃんと喉の奥まで糸が下りる感じ。お腹を殴られて思わずでる「ウ」って感じかな?笑
例:book、good、bull、full
⑨ u
⑧ʊの音を長く伸ばした音。なので、日本語の「ウー」よりも喉の奥から音を出します。口笛を吹くみたいに、唇を丸く突き出します。
音を伸ばすという意味の「:」と常に共に使われ、「u:」と表記されます。
例:pool、fool、blue、drew
⑩ə
あいまい母音(英語ではschwa)と呼ばれるこの音。
表のど真ん中にあるので、想像できるかと思いますが、アでもイでもウでもエでもオでもない中間のあいまいな音です。
ボーっと考え事していて、口が自然とゆるんで開いた時に音を出すと、このəの音です。
例:bird(のirの音)、melon(のoの音)、toilet(のeの音)
ここで超重大発表をすると、
英語の全ての音の中で一番多く発音されるのが、このəの音なんです!!!
だから、このəの発音を正確にマスターすることで、英語の発音がぐっと上手になるんです!!!!
ここでは書ききれないので、次の記事で詳しく書きます。
絶対次の記事を読んでください。