元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【高校英文法をやり直したい人必見】関係代名詞⑥「whatを使った重要表現」を丁寧に解説!

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今日は、前回勉強した関係代名詞whatを使った重要表現を紹介します。

what is called

「いわゆる」

例:They believe in what is called “unschooling,” which is an educational method which allows children to learn through their natural life experience.

「彼らはいわゆる"unschooling"(自然な生活体験から子供たちを学ばせる教育論)が良いと信じている」

*believe in O「Oの存在、価値を信じる」

*allow O to+動詞の原形「Oに~させる

* ",which" 関係代名詞の非制限用法覚えてますか?

what they call / what we call

「いわゆる」

この動画に"what they call"が出てきます。聞き取れますか?

www.youtube.com

Ross, Hi, it's Rachel. I'm just calling to say that ,um, everything's fine and I'm really happy for you and your cat, who, by the way, I think you should name Michael.

And, you know, you see there I'm thinking of names so obviously, I am over you. I am over you and that, my friend, is what they call closure.

「もしもし、ロス。私よ、レイチェル。全て大丈夫だし、あなたとあなたの猫のこと良かったねって言おうと思って電話したの。ところで猫の名前はマイケルにしたら?そして、猫の名前のこと考えてるってことは、私、あなたのことなんて吹っ切れたわ。吹っ切れたの!そしてこれがいわゆる、区切りってやつよ」

(Rossのことが好きだと気づいたRachelは、Rossに新しい彼女が出来て、しかも一緒に猫を飼い始めると聞いて、Rossの留守電にメッセージを残すシーン)

 

what S is

「現在のS」

例:My mother has made me what I am today.

この文章、SVOC(O=C)の第5文型です。

f:id:chachachambo:20170829232825p:plain

「母が 私=今の私 に作った」

直訳「母が私を今の私に作った」

訳「母のおかげで現在の私がある」

 

この表現、whatの代わりにwhoを使ってもOk

 

what S was

「過去のS」

例:I'm not what I was.

「私は過去の私とは違う」

 

この表現も、whatの代わりにwhoを使ってもOk

 

 

what S used to be

「かつてのS」

例:Billy is not what he used to be.

「ビリーは昔の彼ではない」

「ビリーは変わってしまった」

 

この表現も、whatの代わりにwhoを使ってもOk

 

what is more

「さらには、おまけに

例:The exhibit was absolutely beautiful  and what's more, the students had made it all  themselves.

「展示はとても美しかった、おまけに生徒たちが自分たちで作ったのだ」

 

what is worse

「さらに悪いことに」

例: I  didn't know she was backstabbing me, and what was worse, for a long time I believed her and told her everything.

「私は彼女が陰で私の悪口を言っていると知らなかった。もっと最悪なのは、長い間、私は彼女を信用して何でも話していた」

*backstab O「Oを陰で中傷する」

backは背中、stabは刺すなので、backstabで背中を刺す→陰で中傷するという意味