これまで習った関係代名詞は以下の表にあるものでした。
そして、どの関係代名詞も先行詞と呼ばれる、説明(修飾)したい名詞がありました。
例:「ずっと読みたかった本」
今日解説する関係代名詞 what は、先行詞はいりません。
「~するもの・こと」と訳します。
「私がずっと読みたかったもの」
「彼が私に話したこと」
「最も大切なこと」
関係代名詞whatには主格と目的格があります。
詳しく見てみると↑の1つ目、2つ目の例は、関係代名詞whatが目的格(O)の役割をしています。
3つ目の例は、関係代名詞whatが主格(S)の役割をしています。
そんな関係代名詞whatのかたまりは、こんな風に使います。
●文章の中で主語(S)になる
「彼が言ったことは、私にはまったく意味が分からなかった」
「ここで重要なことは、関係代名詞の基本を理解することだ」
●文章の中で目的語(O)になる
「彼女はあの日彼女が見たことを証言するつもりだ」
●文章の中で補語(C)になる
「愛こそが君が必要としているものだ」
●前置詞の目的語になる(前置詞のすぐ後ろに置く)
「私はあの映画のあのキャラクターに起こったことが気になる」