元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【高校英文法をやり直したい人必見】動名詞①「動名詞の基本」を丁寧に解説!

スポンサーリンク

 動名詞とは名前のとおり、
詞+ing》の形で名詞の役割をするものです。

× I like sing.
「私は歌う好き」

〇 I like singing.
「私は歌うことが好き」

 

ちゃんと勉強した人は
「あれ、見たことあるような」
と思うかもしれません。

そう、
《to+動詞の原形》の名詞的用法も同じように
「~すること」という意味でした。

同じようなこの2つ、
先生によっては「=だよ」とか
書き換え問題にするかもしれませんが、
ニュアンスが違うので、同じではありません!

(詳しくは後↓で書きます)

とりあえず、動名詞を詳しく勉強していきましょう。

●動名詞の基本●

動名詞とは《動詞+ing》の形で
名詞のように働きます

「~すること」という意味です。

以下のように文で使われます。

f:id:chachachambo:20181013171801j:plain

主語になる場合

文の中で主語(S)になることができます。

f:id:chachachambo:20171128174309p:plain

「留学することは(ずっと)私の夢です」

f:id:chachachambo:20181013171801j:plain

補語になる場合 

文の中で補語(C)になることができます

f:id:chachachambo:20171128174329p:plain
「私の趣味は本を読むことです」

f:id:chachachambo:20171128174358p:plain
「イノベーションとは1000のものにnoと言うことである」
by Steve Jobs

f:id:chachachambo:20181013171801j:plain

目的語になる場合

文の中で目的語(O)になることができます

f:id:chachachambo:20171128174522p:plain
「彼女は絵を描くことが好きです」

f:id:chachachambo:20171128174536p:plain
 「昨日ランチであなたとお話しできて楽しかったです」

f:id:chachachambo:20181013171801j:plain

前置詞の目的語になる場合 

文の中で前置詞の目的語(O)になる(前置詞の直後に置く)ことができます

f:id:chachachambo:20171128174558p:plain

「彼は踊ることが上手だ」

f:id:chachachambo:20171128174609p:plain

「私は母親であることを誇りに思う」

f:id:chachachambo:20171128174622p:plain

「こんな素晴らしいパーティーを企画してくれてありがとう」

f:id:chachachambo:20171128174634p:plain

「部長に送る前に詳細をもう一度確認しよう」

f:id:chachachambo:20170419140753j:plain

動名詞《動詞+ing》と《to+動詞の原形》名詞的用法の違い

ざっくり言うと2つとも
「~すること」という意味で同じに見えますが、

ニュアンスは全然違います。

 

✔違い①
以前習った《to+動詞の原形》は
名詞的用法以外にも様々な用法、訳し方がありましたが、
動名詞には「~すること」
という訳し方しかありません。

なので、動名詞のほうが
「~すること」という名詞感が強い
です。

 

 ✔違い②
~ingと言えば
《現在進行形》を思い出しませんか?
現在進行形(例:I'm eating cookies now)の~ingと、
動名詞の~ing、
一見全く別物に感じますが、
実は共通していることがあります。

それは
「~ingから伝わるイメージは躍動感、臨場感、動いてる感じです。」

これ、現在進行形の時に説明しましたよね?

現在進行形の~ingも
動名詞の~ingも、
躍動感、臨場感、動いている感じが伝わります。

しかし、
《to+動詞の原形》名詞的用法には
その感じはありません

 例:Hey!  I told you texting while driving is dagerous!!!!
「ちょっと!運転中にメールすることは危険って言ったでしょ!」

この文章で想像できるのは、
目の前で携帯をいじっているのを見て怒っている様子。

動名詞のtexting「メールすること」は
今目の前で行われていることなので、
躍動感、臨場感、動いている感じがありますよね。

この文章《to+動詞の原形》名詞的用法に書き換えると変な感じです。

 だって、
《to+動詞の原形》名詞的用法には
躍動感、臨場感はないから。

《to+動詞の原形》名詞的用法は、
どっちかと言うと、
ルールや法則、一般常識
を言っている感じ
がします。

なので、こんな文章には
《to+動詞の原形》がぴったりです。↓
My teacher from high school would alyways say, "To study English is really important."
「高校の時の先生が昔よく言ってたなか。”英語を勉強するのは本当に大切だ”って。

この文章には、
躍動感、臨場感はいらないし、
一般常識を言ってる感じなので、
《to+動詞の原形》がしっくりきます。

 もう一つ例を見てみましょう。
例:I like playing soccer with my friends.
   《動名詞》
    I like to play soccer with my friends.
  《to+動詞の原形》

2つとも
「友達とサッカーをするのが好き」
という意味ですが、ニュアンスが違います。

《動名詞》の文章は
実際に友達とサッカーをしている
生き生きとした風景が浮かんできそうです。

一方、《to+動詞の原形》は
そんな感じはありません。

淡々と、自分の好きなこと、趣味を述べている感じがします。

まとめると、
動名詞の~ingには
躍動感、臨場感、動いている感じがある

ということです。

 

✔違い③

《動名詞》は
「すでに実行していること、してしまったこと」

《to+動詞の原形》は
「これからすること」
というイメージがあります。

 例:Playing soccer is a lot of fun.
  《動名詞》
  To play succer is a lot of fun.
  《to+動詞の原形》

2つとも
「サッカーをすることは楽しい」ですが、
《動名詞》の文は②で説明した通り、
イキイキとした感じが伝わるので
今実行している、過去にした(普段からしている)ので
「サッカーをするのが楽しい」と言っている感じがします。

それに対し《to+動詞の原形》の文は、
「サッカーをする(としたら)楽しい」
というこれから起こることを想像している感じがします。 

例:I really like living in Japan.
「私は本当に日本に住むのが好きだ」
すでに日本に住んでいるので、livingが自然です。

 

以上が違いです。

これらの違いに
神経質になりすぎる必要はありません。

英語にたくさん触れれば
どの場面でどちらが自然か
なんとなく感覚で分かるようにもなります。

とりあえず、
~ingにはイキイキとした、躍動感、臨場感がある
ということだけは覚えておいてください。

(これから先もちょくちょくこの感覚、出てきます。

例えばこことか↓)