to+動詞の原形の続きです。
最後の用法、副詞的用法を解説します。
副詞的用法
("to+動詞の原形"が副詞の役割)
to+動詞の原形が副詞(例えばearly, very, happilyのような)の働きをします。
副詞の働きとは
「形容詞・動詞・文など、つまり名詞以外を修飾(説明)する」ことです。
名詞を修飾(説明)するのが形容詞。
名詞以外(例:動詞、形容詞)を修飾(説明)するのが副詞。
そう、副詞は名詞以外なんでも修飾してしまうすごいやつ。
てことは、
"to+動詞の原形"の副詞的用法も、
名詞以外なんでも修飾していまうすごいやつ。
だからいろんな訳し方があります。
(たくさん例文を紹介しますが、我慢してね)
それではひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
目的
「~するために」
ね?to+動詞の原形が、
early(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。
感情の理由
「~して《感情を表す形容詞》だ」
ね?to+動詞の原形が、
very(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。
ね?to+動詞の原形が、
very(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。
判断の根拠
「~して《形容詞》だ」
ね?to+動詞の原形が、
so(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。
結果
「結果~する」
矢印の感じはちがいますが、
これも同じ「副詞的用法」です。
「祖母は生きた、結果90歳になった」
という結果のニュアンスです。
《目的》「~するために」で訳すとおかしいですよね?
矢印の感じはちがいますが、
これも同じ「副詞的用法」です。
「彼女は成長した、結果世界的な写真家になった」
という結果のニュアンスです。
《目的》「~するために」で訳すとおかしいですよね?
これも矢印の感じはちがいますが、
同じ「副詞的用法」です。
「私は箱を開けた結果クモを見つけた」
という結果のニュアンスです。
《目的》「~するために」で訳すとおかしいですよね?
これも矢印の感じはちがいますが、
同じ「副詞的用法」です。
「私は起きた結果8時だと分かった」
という結果のニュアンスです。
《目的》「~するために」で訳すとおかしいですよね?
同じ《結果》でこんな表現もあります。
I studied so hard for months, only to fail the test again.
「私は何か月も必死に勉強したが、結果また試験に落ちた」
この表現は、予期せぬマイナスの結果を表すときに使われます。
形容詞を修飾
「~するのに《形容詞》だ」
ね?to+動詞の原形が、
very(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。
*deal with O【動】Oを扱う
ね?to+動詞の原形が、
very(副詞)と同じ働きをしているでしょ?
だから「副詞的用法」と呼びます。