元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

めちゃめちゃ使える get to

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 get toと聞いてまず日本人が思い浮かべるのは

get to O 【動】Oに着く

例:Could you tell me how to get to the nearest train staion?
「最寄駅への着き方(=行き方)を教えていただけませんか」

だと思います。

これ以外にもget toには色んな意味があります。
会話にもめちゃめちゃ使います。


get to 動詞の原形
①~するようになる

例:I got to know him more.
 「彼のことをもっと知るようになった、だんだん彼のことを知れた」

例:Get to know your classmates!
「クラスメイトのことを知ろう!仲良くなろう!」
辞書にも参考書にも小さくしか載っていませんが、この表現、よく使います!!

 

 

②~できる

例:I quit my job. Now I get to spend more time with my family.
「仕事を辞めた。今では家族とより多くの時間を過ごすことができる」

 
他にも
get to O「Oをイラつかせる」

という意味でも使います。

Oには人が入ります。

「気に障る、後になってもイライラする、そのことが頭から離れない」

という感じが伝わる表現です。

例:He's always whining and it's starting to get to me.
「彼はネチネチ文句ばかりで、(私は)イライラし始めた、嫌になってきた」

 

例:Don't let it get to you.
「それに君をイライラさせるな」
=「そんなこと気にするな」
(itはイライラする事を指します)
let  O 動詞の原形「0に~させる」

 

アナと雪の女王の ♪Let it go♪ の歌詞にも出てきます★

例:And the fears that once controlled me can't get to me at all.            

かつて私を支配していた恐怖は、私をイライラさせることはできない」

長いけど主語は、the fears that once controlled meです。

thatは関係代名詞でthat once controlled meがthe fear を修飾しています。

 

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