元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【意外と超簡単!】a little/littleとa few/fewの違い

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a little とlittleってどちらも「少し」っていう意味?

NO!全然違います!

えー! "a"があるかないかだけで意味が変わるんですか!?

そう!"a"があるかないかで大違い!
今日はa fewとfew、a littleとlittleの違いについて解説します

 

まずはじめに基本をおさらい!

おさらい

数えられる名詞には(a) few

例:a few friends

数えられない名詞には(a) little

例:a little air

 

さて、本題です。

a fewとfewの違いは何でしょう?

画像で見比べてみましょう。

 

👇 a few donuts

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👇 few donuts

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ん?一緒じゃん!と思ったあなた、正解です!

a few donuts も
few donutsも
数に違いはありません

じゃあ何が違うか?
それは話し手の考え方です。

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この3つのドーナツを見て

「少しだけど(2,3個)ドーナツがある
とポジティブに捉えたら a few donuts。

(数は2,3個とは限りませんが、「思ったより少ない」というニュアンスです)

 

ほとんどドーナツがない
とネガティブに捉えたらfew donuts。

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a littleとlittleの違いも同じです。

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「少しだけどコーヒーがある
とポジティブに捉えたら  a little coffee。

ほとんどコーヒーがない
とネガティブに捉えたらlittle coffee。

 

POINT

"a" がある時は肯定的な意味。
 「少しだけどある」
"a"が無い時は否定的な意味。
 「ほとんどない」

このlittleとfewは、次回の記事「否定」にも登場します!
定期試験でも狙われるので要チェック!

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以上です。

 

ちなみに、ドーナツという単語、

イギリス英語では"doughnut"
アメリカ英語では"donut"と書きます。