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TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【大学入試過去問】英作文の模範解答&丁寧解説!問題11

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問題14f:id:chachachambo:20171130155655j:plain

英語の習得を到達目標だと考えるから、いらぬ苦痛や劣等感にさいなまれることになる。英語の専門家になる者でなければ英語はただの道具だと割り切って考える方が心理的に楽になる。

 

考え方

●1文目

文構造(文型)を考えましょう。

・S=「英語習得をあなたの目標として設定すること」

動名詞を使います。

Setting the acquisition of English as your ultimate goal

・V=あなたを苦しませる

使役動詞makeを使ってmake you sufferでどうでしょう。

 sufferとsuffer fromの違い

sufferと言う動詞を使うとき、みんな自動的にsuffer fromとしてしまう傾向があります。

sufferとsuffer from、意味合いが違います。

suffer O「Oを経験する、耐える」

suffer from O「Oに苦しむ」Oにはたいてい病気が入ります

今回は、「いらぬ苦痛や劣等感」なので、病気ではありません。よってsuffer  unnecessary pain and sense of inferiority.とします。

 

 ●2文目

「英語の専門家になる者でなければ」→「あなたが英語の専門家にならない限り」と読み換えて英語にします。unlessという接続詞を使って表しましょう。

unless【接】~でない限り

unless自体に否定の意味が含まれているので、後ろにくる文章にnotは要りません。

例:The ceremony will be outside unless it rains

雨が降らない限り、式は外で行われる」

 

「英語はただの道具だと割り切って考える方が心理的に楽になる。」

・S=「英語はただの道具だと割り切って考える方が」→長いので仮主語itにする。

「割り切って考える」の「割り切って」は無視してOK

・V=is

・C=心理的に楽

 

〖私が受験生ならこう書きます〗

Setting the acquisition of English as your ultimate goal makes you suffer unnecessary pain and sense of inferiority. It is psychologically easier to think that English is just a tool unless you want to become a specialist.

 

〖模範解答〗

If you make the learning of English your final goal, your will suffer needless pains and a sense of inferiority.

Unless you want to be a professional in using English, it is much easier, psychologically, to think of English as merely a tool.

  

 ふりかえり

●1文目

模範解答は、SVOC(第5文型)を使って「英語をあなたの最終目標にすると」としてあります。

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●2文目

模範解答もunlessを使っていますね。

私は「ただの道具」をjust a toolとしましたが、模範解答はmerely a toolとしています。merely、かっこいい!