元教員が分かりやすく教える英文法

ばか丁寧な高校英文法

TOIEC985点を取得した元高校教員が、使える例文を用いながら、苦手な人にも分かりやすく英文法を解説します。

【高校英文法をやり直したい人必見】「注意すべき関係代名詞」を丁寧に解説!

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ずーっと勉強してきた関係詞、今日で終わりですf:id:chachachambo:20170921150817j:plain

 注意すべき関係代名詞

関係代名詞の後にI thinkなどが続く場合

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「私の友達だった女の子たち」

これに、「私の友達だったと私が思っていた女の子たち」という風に、

付け加えたい時はどうするかというと

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関係代名詞のあとにI thought を割り込ませます。

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もう一つ例を見てみましょう。

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「私がやったこと」


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「私がやったと思っていたこと」

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先行詞がなく「~すること、もの」と訳す、関係代名詞whatでも使えます。

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「正しいこと」

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「正しいと彼が思ったこと」

 

例:He did what he thought was right.

「彼は、彼自身が正しいと思ったことをやった」 

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関係代名詞のように用いられる表現

復習ですが、関係代名詞とは、文章で名詞を説明する時の接着剤でした。

関係代名詞ではないのに、関係代名詞のような働きをする語を紹介します。

as

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「私がしたのと同じ過ち」

例:I don't want you to make the same mistake as I did.

「私がしたのと同じ過ちを君にしてほしくない」

 

but

このbutは注意が必要です。noなどの否定の意味を持つ先行詞と一緒に使います。

そして、but自体に否定の意味があるので、二重否定となり、逆に強い肯定を表します。

古い言い回しなので、ことわざなどに見られ、会話で使うことはあまりありません。

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「我が家を愛さない男はいない」

=「誰だって我が家を愛する」

例:There is no man but loves his home.